ちくま新書／三浦佑之著
古事記を読みなおす

目　　次
序　章　なぜ古事記を読みなおすのか

第一章　青人草と高天の原神話
　１　人間の誕生と死−−神話はなぜ語られるか
　２　高天の原の物語

第二章　出雲の神々の物語
　１　出雲神話−−古事記の独自性
　２　オホナムヂと葦原の中つ国
　３　服属を誓う神々−−国譲り神話

第三章　天皇家の神話−−天から降りた神々
　１　天孫降臨と日向三代
　２　東への道−−初代天皇をめぐる物語

第四章　纏向の地の物語
　１　ヤマトの天皇と三輪山の神−−ミマキイリヒコ
　２　サホビコとサホビメ−−兄妹の恋物語
　３　漂泊するヤマトタケル−−天皇になりそこねた御子

第五章　五世紀の大王たち
　１　ホムダワケ−−新たな王朝の始祖
　２　オホサザキと息子たち

第六章　滅びへ向かう物語
　１　マヨワとツブラノオホミ−−葛城氏の最期
　２　オホハツセワカタケルの物語
　３　凱旋するオケとヲケ−−シンデレラ・ボーイの物語

終　章　古事記とはいかなる書物か−−語りの世界と歴史書の成立


参考文献
あとがき
年表（歴史書年表／古事記関係年表）




Copyright (C) MIURA Sukeyuki All rights reserved.