月刊 『 文藝春秋 』 2005年6月号 (2005年5月10日発売) |
古事記を旅する 第8回 |
初代天皇を祀る − 橿原神宮 |
三浦 佑之 (MIURA Sukeyuki) |
【内容】
初代天皇カムヤマトイハレビコ(神武天皇)を祀るのが、奈良県橿原市にある橿原神宮です。
畝傍山の麓に広がる広大な森の中に建つ橿原神宮の創建は、明治23(1890)年のことです。
その橿原神宮を、皇紀2600年の動きとともに紹介しています。
【訪れた場所】
橿原神宮(奈良県橿原市) 橿原神宮前駅からすぐ。
神武天皇陵(同上) 畝傍山の東北、橿原神宮の北に位置します。
率川神社(奈良市本子守町) 奈良市の真ん中にあります。
【アクセス】
京都から近鉄特急「橿原神宮前」行きに乗れば一時間足らず。駅を降りてすぐです。
奈良市へも、近鉄特急が便利です。
【見どころ】
時間がある方は、畝傍山の西のほうに廻ってみてはいかがでしょうか。
東側の橿原神宮のあるほうとはまったく違う印象の、ひなびた田舎です。
いくつかの天皇陵もあります。散歩コースにうってつけ。
率川神社の「三枝祭(ゆりまつり)」は、6月17日(金)に行われます。
こちらはまつり好きの方に。
【掲載写真】
大海さんの写真は、
ゆりまつり
ゆりまつりで飾られる吹iそん)
橿原神宮の航空写真
神武陵の正面鳥居
の4枚です。
ゆりまつりの写真は、去年のものです。
【とっておきの一枚】
夕方になので少し暗いですが、橿原神宮の外拝殿です。
階段のところの男性と比べてみると、その巨大さは想像できるでしょう。
後ろに見えるのが畝傍山です。
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