月刊 『 文藝春秋 』 2005年11月号 掲載 (2005年10月8日発売)
古事記を旅する  第13回
 空中神殿と異界 −− 出雲 
三浦 佑之 (MIURA Sukeyuki)



【内容】
少し前の取材になるのですが、出雲を廻っていた時の記事です。
出雲大社や猪目洞窟や揖夜神社やあちこちで、
異界というのがどのように語られているかを考えたものです。
すこしばかりわかりにくい文章になっているかもしれません。

【訪れた場所】
猪目洞窟(洞窟葬)
出雲大社(空中神殿)
揖夜神社(東出雲町)
仲仙寺遺跡・四隅突出型方墳(安来市)

【アクセス】
猪目洞窟はちょっと行くのが不便です。レンタカーを借りないと無理かもしれません。
定期バスもあるでしょうが、本数が限られています。
あとはJRや一畑電鉄の電車・バスをご利用ください。

【見どころ】
猪目洞窟は写真の通りです。
四隅突出型方墳は日本海文化を象徴する古墳です。
東出雲町にある伊賦夜坂(黄泉平坂)はなんとも言いようのない遺称地です。
例によって皇紀二千六百年の作品です。機会があったらぜひどうぞ。

【掲載写真】
猪目洞窟 (メインです。おもしろい色をしています)
出雲大社
四隅突出型方墳
黄泉平坂(伊賦夜坂)


【とっておきの一枚】
ちょっと暗くて文字が読めないでしょうか。伊賦夜坂です。
「皇紀二千六百年 佐藤忠次郎 建之」と彫ってあります。





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