文春文庫 / 402ページ |
古事記講義 |
2007年3月10日 ¥710(676+税) |
写真=宗像大社沖津宮(大海秀典撮影)
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紹介・書評など
『ランティエ。』2007年9月号(7月24日発売、角川春樹事務所)
「インタビュー 多士済々」
このほんのというのではなく、古事記三部作の完成ということで、
古事記と日本についていろいろとインタビューに答えました。
目 次
ガイダンス−−講義のまえに
第一回 神話はなぜ語られるか
一 人間の起源−−人である草
二 人間の寿命−−木の花のいのち
三 ウケヒ神話−−スサノヲは勝ったのか負けたのか
四 天の岩屋神話−−仕組まれた祝祭
第二回 英雄叙事詩は存在したか
一 歌謡劇と芸能者−−抱き合う石人とカニ男
二 英雄叙事詩と英雄時代論争
三 語られる英雄叙事詩の可能性
四 スサノヲ−−ヲロチを退治する英雄
第三回 英雄たちの物語
一 戦うヤマトタケル−−横溢する少年英雄
二 彷徨うヤマトタケル−−東征譚の女たち
三 マヨワとツブラノオホミ−−変貌する英雄像
四 オケとヲケ−−シンデレラ・ボーイの物語
第四回 出雲神話と出雲世界
一 出雲神話とは何か
二 出雲とヤマト−−出雲国風土記を通して
三 国引き詞章にみる異世界
四 日本海文化圏の広がり
最終回 古事記の古層性
引用文献一覧
あとがき−−講義を終えて
文庫版あとがき
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